図書館にはよく行く。シーンとした静寂さが好きである。 街の書店が減っているという。本離れ、活字離れが言われ始めて久しい。当然ながら、その結果として街の本屋さんの経営は厳しさが増す。 新聞はネットニュースに変わり、本はデジタル書籍になり、情報誌などの雑誌から得ていた情報はインスタグラムなどのSNSにその役が変わった。書籍を得るために時間とお金を使い出かけていくことも必要とせず、また所有スペースも必要としない書籍のデジタル化は、理にかなっていることなのかもしれない。 しかし、本屋さんはインターネットにはない魅力を持っている。予想外の知的な出会いである。これを求めて本屋さんや図書館に足を運ぶ。 自治…