短いですが、紅葉鬼・酒呑奇譚の呟きをこっそり。 あの結末のいぶきは、酒呑が望んだものでもあるんだろう。とはいえ本当の意味で「過去(ゼロ)に戻った」真っ新ないぶきじゃなくて、「酒呑」を包有したいぶきだと自分的には考えたい。 酒呑は間違えたかもしれない。たしかにな。色んなものを傷つけて踏み躙って生きてきてるのは事実。自分を心から慕い忠実であったナンバー1配下だった茨木も、執着してる経若を傷つけるなら笑って殺しちゃえるくらい。 けど酒呑と言う一人の「存在」そのものは過ちか? これまで生きてきた彼の過去すべて、許されない過失だけか? んなわきゃないと思うんだ。 親に恵まれずとも自ら本を読み、環境を変え…