西曲輪跡から少し下り、上り返すと緩やかな道となり、黒川への分岐。平坦な道となり高代寺境内に入ると彼方此方に地蔵尊がある。五輪塔を過ぎると立派な鉄檻があり2014年に山中で捕獲されたツキノワグマが保護飼育されているが既に冬眠中のようだった。最近日本各地でクマの被害が続出していることに思いを馳せる。高代寺薬師院(庫裏)・鐘楼、旧参道に沿って造られた十二町石がある、石英閃緑岩で慶安3年(1650)に作られているが麓の発掘され、再設置された一町石との明瞭差は大きすぎるような気がする。境内にはタラヨウ(樹齢1050年)・コウヤマキ(樹齢1050年)など巨木が多い。良寛歌碑がある。本堂に向かう階段途中に享…