重み付き回帰分析というものがある。それぞれのデータに重みを設定し、信頼度の低いデータが回帰の結果に影響を及ぼさないようにする方法である。 存在は知っていたが計算方法を具体的に知らなかったので、勉強してみることにした。 データの準備 とりあえず以前から使用しているデータに適当に重みを設定して、以下のデータとする。 (説明変数) 1 2 3 4 5 (被説明変数) 2 6 6 9 6 (重み) 1 0.5 1 0.5 1 ちなみに普通に回帰分析した時の結果はこちら。 計算式 通常の線形回帰は、残差の二乗和が最小になるよう傾きを求めるが、重み付き回帰分析では、それぞれの残差の二乗に重みを掛けることに…