だいぶ前にテレビ(『徹子の部屋』みたいな番組)で、年配の女優(有名な女優だったような、顔も名前も思い出せない)が、大映映画の大ファンでソフト(作品)を全部持っている。――みたいな話をしていて、当時の私はまだそれほど大映映画を観ていなかったので、大映映画(永田雅一時代)ってピンとこなかったんすが、色々な大映作品を観て、東宝、東映、松竹、大映、日活の大手映画会社の中で私も大映映画が好きになったっす。大映と日活のダイニチなんすが、大映に比べると日活の作品は若者向けというか荒唐無稽でハズレが多いイメージなんで、私は監督で観るか観ないか決めているんすが、『野良猫ロック』シリーズの長谷部安春監督作品だから…