日本に野球が伝来して150年となる2022年、節目の年を祝うかのように、野球界で大記録が次々に誕生した。 記録があるから偉業が分かる プロ野球については昭和11年(1936年)以降のすべての試合、すべての打席、すべての投球や守備が完璧に記録されている。ここまで記録を整備したのは、元パ・リーグ記録部長で「記録の神様」の異名を持つ 山内やまのうち以九士いくじ(幼名・育二、1902~72)の努力によるところが大きい。山内はセ・パが分裂する前の1リーグ時代を含め、2000試合以上で公式記録員を務めて正確な記録を残した。 読売新聞オンラインのコラム全文 読者登録すると全文がお読みになれます それだけでは…