金銭の信託については、信託財産を構成する金融資産及び負債について評価した額の合計額をB/Sに計上して、評価差額は損益として処理されることになります。 (仕訳) ■信託設定時 金銭の信託 ×× / 現金 ×× ■決算時 金銭の信託 ×× / 信託運用損益 ×× 金銭の信託(合同運用を除く。)については、信託契約ごとに保有目的区分を、 運用目的、満期保有目的またはその他に区分して会計処理を行うことになります。 一般的に金銭の信託は運用目的で行われますので、満期保有目的又はその他に区分される場合には、そのことについて客観的に判断できることが必要です。 (参考) 企業会計基準第10号「金融商品に関する…