昨日に購入した鈴木孝夫さんの「言葉のちから」(文春文庫)を手にしていま すが、いろいろなことが書かれていて、自分に都合の良いように読める本でもあり ます。鈴木孝夫さんは、なかなか一筋縄ではいかない人でありまして、この本に 書かれていることをどのように読めばよろしいのでしょう。(そのまま読めばいい といわれそうです。) 巻頭に置かれているのは、「日本の誇りを取り戻す」(平成年11月の講演がもと ですが、その時のタイトルは「21世紀は日本の時代」)というものですが、この 表題などちょっと前までの日本の総理大臣が口にしそうな言葉でありまして、あの 総理大臣は、鈴木孝夫さんの思想に共感したのかと思った…