童話作家、放送作家。 1944年、静岡県生まれ。 早稲田大学在学中より児童文学の創作活動をし、児童図書の編集者を経て、現在はフリー。 児童文学の創作のかたわら放送台本を執筆。NHK「おかあさんといっしょ」、フジテレビ「ママとあそぼう!ピンポンパン」などを手がける。 1969年「祭りの日」で、日本児童文学者協会新人賞を受賞。 amazon:鈴木悦夫
毎週日曜日は、この一週間に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 (9/23~9/29 全83冊) *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上を表示) ◆サンデー毎日「遠回りの読書」: 10/6 号 2 冊ことばが変われば社会が変わる 中村桃子 ちくまプリマー新書 968 ②三つ目がとおる ミッシング・ピーシズ 手塚治虫 立東舎 5,500 ◆女性自身(今週号はお休み) ◆女性セブン「セブンズライブラリー」: 10/10 号 5 冊食いし…
月曜日。やはり早朝は多少涼しい。昨晩キューピー●ーワヒーリングを飲んだためか目覚めもスッキリ。今のところ、昼夜の疲労回復はキューピー●ーワが自分に合っている感触。効果はありがたいが常用はしたくない。サプリ数錠より納豆1パック派。風邪になったらすぐに寝る。ネギは巻かない派。早朝の散歩で飼い主に団扇で扇がれつつ歩みを進める柴犬に遭遇。朝。バナナ。グラノーラ。ヨーグルト。トマトジュース。昼。蕎麦。ネギとしらすの卵焼き。海藻サラダ。夜。白米。大葉の醤油漬け。玉ねぎと茄子、エビチリ風。納豆、茗荷、しらす乗せの冷奴。南瓜と玉ねぎの味噌汁。食後にスイカ。*本当は本棚を買い足しにいく予定だったが、つい最近の地…
「幸せな家族 そしてそのころはやった唄」 鈴木悦夫著 中公文庫 (注意。以下、全てネタバレのメモ) ・「共感ができない」「違和感が消えない」というのが、最も近い感想。 BookStandのリコメンドで手に取ったが、残念ながら刺さらなかった。 ・帯通りの「ジュブナイルミステリー」ではある。 が、毒がある。「毒入りジュブナイルミステリー」だ。 毒はあっていい。だが、毒がジュブナイルにかみ合っていない。 ・全体にわたって違和感、気持ち悪さがある。 そしてそれが最後まで消えることは無かった。 ・著名で多忙な写真家の父とその妻、3人の子供たちが、「幸せな家族」というコンセプトの保険CM出演することになり…
「おれはかまきり」ってどれくらいの年齢層まで通じるんでしょうかね。 かまきりもまさかここまで暑くなるとは思ってまいよ。 はぁ、暑い。 気づけばまたブログの間隔が空いてしまいまった。 その間、いろいろなことがありましてねぇ。 まず、私が中学生くらいの頃からお世話になっていた治療院の閉院がほぼ確実に。 次に、長年通っていた耳鼻科も閉院が決まり、最後の診察を受けてきました。 13年くらいかな? 減感作療法ってのを続けてきたんですけど、これを機に卒業と相成りました。 よく考えると私は仕事以外で付き合いの長い人というのが高齢の方ばかりなんですよね。 年齢を考えるとしょうがないっちゃしょうがないんですけど…
幸せな家族 そしてその頃はやった唄 (中公文庫) 作者:鈴木悦夫 中央公論新社 Amazon <あらすじ> 「これからつぶやくひとふしは とても悲しい物語……」 保険会社のコマーシャル・キャンペーン《幸せな家族》のモデルに選ばれた中道家。しかし撮影はなかなか進まず、やがて不気味な唄の歌詞にあわせたかのように、次々と家族が死んでゆく―― <評価>★★★★★ 小学校低学年くらいで、図書館で読んで衝撃を受けた超問題作。元々は偕成社から出ていた子供向けノベルですが、長らく絶版となっており、自分も大人になってからずっと探していたのですがなかなか見つからず、非常にもどかしい思いをしていましたが、何と202…
高田公太『絶怪』 蛙坂須美『怪談六道 ねむり地獄』 加藤一編著『妖怪談 現代実話異録』 鈴木悦夫『幸せな家族 そしてその頃はやった唄』 花田清輝『箱の話・ここだけの話』 R・D・レイン『好き? 好き? 大好き?』 小山田浩子『工場』 高田公太『絶怪』 絶怪 (竹書房怪談文庫)作者:高田公太竹書房Amazon実話怪談本。著者が序文で、それまで怪談で怖いだけなのはダメだと変化球を投げていたのを、あえてストレートな恐怖譚を収めたと言ってるのもあるせいか、冒頭の「我が家」から、呪いとして理に落ちそうなところでずらす不可解さが印象的な話だったりする。続く「テント」もあり得ない現象と異様な状況がありつつ、…
1989年に刊行された伝説のジュブナイルミステリの復刊......らしいのですが、全然知らなくてフォロワーのカワカミさんのブログで見たのと、同じくフォロワーの松井さんが解説を書いていらっしゃったので興味を持って読んでみました。幸せな家族-そしてその頃はやった唄 (中公文庫 す 31-1)作者:鈴木 悦夫中央公論新社Amazon 保険会社のCM「幸せな家族」に出演することになった、ぼくと両親、兄と姉の中道家の5人。しかし、不可解な状況での父親の変死を皮切りに、唄の歌詞をなぞるように家族が1人ずつ死んでいき......。 面白かったです。主人公は中道家の末っ子の省一。小学6年生の彼が、自宅で起こっ…