《前回のつづきから》 blog.railroad-traveler.info ■最後のキハ58系 房総へ渡ったキハ28 2634 DMH17系エンジンを搭載した気動車は、キハ10系に始まりキハ20系、準急形として製造されたキハ55系、さらに急行形であるキハ58系とその派生型、さらには特急形のキハ81・82系に至るまで、数多くが製造されました。いわば、国鉄の気動車用ディーゼルエンジンの標準型ともいえ、国鉄線の非電化区間であればどこでもこれを搭載した車両に出会うことができました。 その中でも、キハ58系は急行形気動車として開発され、キハ58系だけでも1,823両、派生型ともいえるキハ56系、キハ5…