ネットで「北海道新聞」を見ていたら、見出し「佐呂間入植の苦難、栃木の美術館で紹介ー来年1月に版画家・小口一郎展」という記事を発見したので、オホーツク管内の友人から同紙(5月21日付け)をファックスで送付してもらった。 ◇ 〈県学芸員、町内を視察ー町長「つながり強めたい〉 【佐呂間】明治期の足尾鉱毒事件を題材とする連作版画を制作し、栃木県から佐呂間町に移り住んだ人々の苦難を描いた同県出身の版画家、小口(こぐち)一郎(1914〜79)の企画展が来年1月から栃木県立美術館(宇都宮市)で開かれる。町内には入植者らが開墾した土地が今も「栃木」の名で残り、佐呂間を語る上で欠かせない歴史といえる。展示会場に…