威風堂々(上)-幕末佐賀風雲録【電子書籍】[ 伊東潤 ]価格: 1980 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 大隈重信は藩校で朱子学と佐賀伝統の「葉隠」の教育に反発して改革を訴える。黒船来航の時期とも重なり、老公鍋島閑叟に受け入れられて、藩教育は実学に舵を切った。同時に尊皇派の「義祭同盟」に副島種臣、江藤新平、大木喬任、島義勇、久米邦武らと参加した。大隈は蘭学から英語へと必死に修得し、そこから憲法や独立宣言などにも触れる。 長崎に留学すると、岩崎弥太郎や坂本龍馬との交流で、交易の必要性と、尊王攘夷により時代の変化を感じ取る。老公閑叟の通訳で同席した大隈は、佐賀で蒸気機関を開発して諸藩に売る目論み…