昨日、投開票が行われた長崎、島根、東京の衆院補選で、いずれも野党・立憲民主党候補が勝ち、自民党の勝利者はゼロでした。世間はやはり自民党の派閥パーティーに絡む裏金問題に厳しい目を向けており、有権者がお灸を据えたのだとの見方がメディアで共通していました。確かに、そうした面は否めません。ただ、一部には「これでひとまず禊(みそぎ)は済んだ」とむしろ、有権者の怒りを吐き出させたことで一安心している他の自民党議員もいるでしょう。選挙とは魑魅魍魎です。 一応自民党の”党友”でもある小生の目から見ると、長崎3区の結果はある程度予想の範囲内でした。なぜ自民党が候補者を立てなかったと言えば、実はこの選挙区は次期衆…