昨年末の台風被害が未だ色濃く残るフィリピン・セブ島の、NGOが支援しているスラム。それでも被災地では、写真のように、NGOからの支援等によって、家を建て直し始める人々の姿が多くみられるようになってきました。とはいえ、多くの家族は、拾い集めたガレキにビニールシートで小さく粗末な囲いをし、風雨もしのげないような家を建て、暮らしています。また、未だ、避難所となっている学校の校庭のテントで、避難所生活を送っている人々もいます。(その半年前にあった大火災の避難からずっとテント生活している方たちもいます。)NGOでは、数日に一度の炊き出しと、それから、被災者の意見を聞きながら、資金の都合でほんのわずかなも…