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間柴茂有

(スポーツ)
ましばしげくに

70〜80年代のプロ野球選手。旧名「富裕」。
左投左打、ポジションは投手。背番号は19→15→25番。

1951年11月15日生まれ。滋賀県出身。
比叡山高から1970年、ドラフト2位で大洋ホエールズに入団。

1974年5月4日、仙台宮城球場での中日ドラゴンズ戦で初勝利。先発投手として活躍。


1978年、野村収との交換トレードで日本ハム・ファイターズへ移籍。
登録名を「茂有」とし、その後も先発投手として活躍。

1981年、15勝0敗で、史上初の開幕から15連勝、戦後プロ野球唯一の「勝率10割」を達成。

すべて先発、規定投球回数での勝率10割は、史上唯一。ファイターズ初のリーグ優勝に大きく貢献した。
日本シリーズでは「0勝2敗」に終わる。

1982年の初登板で勝利し、連勝記録を16まで伸ばした。半期優勝に貢献。

その後、腕に血行障害を患って、活躍はできず、成績は落ちていった。

1989年、福岡ダイエーホークスに移籍。

1990年、実働20年、500試合登板を達成し、現役引退。

1991年、福岡ダイエーホークスの二軍投手コーチに就任。

1994年退団。フロント入り。


1999年に篠原貴行が開幕より14連勝で、記録を更新するかに思われたが、黒星を喫してしまい、14勝1敗。

2005年8月31日、斉藤和巳が開幕よりすべて先発で15連勝を記録し、間柴の持つ開幕からの記録に並んだ。

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