2月は逃げるでありまして、本日でおしまいとなりです。まあまあ本を読む ことができたかなです。読んでいるメインは、中村稔さんの「私の昭和史」と ホブズボーム「20世紀の歴史」でありますが、どちらも興味深いのであり まして、へえ、そうなのかと思うことです。 たとえば、中村稔さんの本には、つぎのようなことが書かれていました。 「阿奈井文彦『ベ平連と脱走米兵』を読んでいたとき、次の一節が目にと まった。 『三ヵ月前、吉田茂元首相の国葬の日だった1967年10月31日)。 午後、池袋駅に近い鶴見良行(評論家)のマンションへ行くと、空母 イントレピッドから脱走した四人が居間に顔をそろえていた。ブラッククリ…