チェコ・中欧文学者、立教大学准教授。1972年東京生まれ。1995年東京外国語大学卒、2003年同大学院地域文化研究科博士課程修了、「イジー・コラーシュの詩学」で文学博士。2002年までパリ第4大学スラヴ研究科で学ぶ。2003年北海道大学スラブ研究センター研究員、2004年東京外国語大学地域文化研究科助手、2005年武蔵大学人文学部ヨーロッパ比較文化学科専任講師、08年准教授、2010年立教大学文学部准教授。
ワイは安倍公房派で、大江派ではなかったな。 平和主義をこじらせておかしな方向に進んでいっているし。 マスゴミがよいしょするので、余計おかしくなったかな。 今じゃしっかり後輩作家たちが反日平和主義を主張しているしなぁ。 >>時代や環境の変化についていけてなかったのでは。 今のColabo問題や女性支援問題、共産党を見るにつけ、安倍公房の一文を思い出すよ。「弱者への愛には常に殺意が込められている」 Nobel Prize winner Kenzaburo Oe — known for his books on pacifism and his disabled son — died on Marc…
table { border-collapse: collapse; } th { border: solid 1px #666666; color: #000000; background-color: #ff9999; } td { border: solid 1px #666666; color: #000000; background-color: #ffffff; } 当ブログではまもなく、池澤夏樹=個人編集 世界文学全集を全巻読了する見込みです。 そして次なる目標(?)として、白水社様より好評刊行中の海外文学シリーズである、「エクス・リブリス」の全巻読破を計画中です。そこで今回は、…
月曜日。「徹子の部屋」に草刈正雄。夜7時「タツノコタイムズ」は「タイムボカン」第1話。夜7:57「家族に乾杯」は森山良子がカムカムの舞台・岡山へ。夜9時「しゃべくり007」[TVer]に王林。深夜0:55「関ジャニ∞の あとはご自由に」[TVer]は坂井真紀(後編)。 朝8:15-9:55 NHK『あさイチ「知って得する!“婦人科”のキホン&上手なかかり方」』 “女性の身体の悩みの力強い味方「婦人科」の上手なかかり方を高尾美穂さんと共に徹底紹介!▽生理や更年期症状のプロフェッショナル集団「女性ヘルスケア専門医」とは?▽現役婦人科医に聞く「自分ならこの症状・タイミングで受診!」の目安▽発見!内診…
おまえの手で漕いでゆけ お金を出せば、美女だけではなく、ポエジーも買うことができるのだ。(p.19) <<感想>> 最初に宣言しよう。この作品はおススメである。 それも、高校生くらいの方が読むと面白いんじゃなかろうか。もっといえば、家庭や学校の方針でアルバイトもさせて貰えない境遇にいるのであれば、最高の読書体験になろうだろう。 こんなこというと、大人のフラバルのファンに怒られそうだが、『ガリヴァー旅行記』だって、『ロビンソン・クルーソー』【過去記事】だって、子どもも読めるという利点が付加されているだけで、決してその作品が児戯に等しいというわけではない。読みやすいことはいいことだ。 なぜこの作品…
現代日本文学読書会の記録を認めたので、もうひとつの海外文学読書会のことも書き留めておく。2019年4月に何人かの友人知人を誘ってはじめて、コロナ禍による一時中断も挟みながらも、だいたい月に1回のペースで3年ぐらい続けていた。わたしの怠惰もあって30回でいったん打ち切りとなってしまったが、これまでに取り上げた30冊の一覧を整理してみた。「現代」といえるのか躊躇われる向きもあるし、自分のなかではいまだに「海外文学」か「世界文学」なのか決着がついていない。「世界文学」というタームのほうが政治的に正しいのだろうと思いながらも、まだこの語感が生理的にしっくり来ていない。 第 1 回 チョ・ナムジュ『19…
千野栄一『言語学を学ぶ』(ちくま学芸文庫)を読む。本書は「言語学へのいざない」と「近代言語学を築いた人々」からなっている。その「言語学へのいざない」は三省堂のPR誌『ぶっくれっと』に1984年から1986年に連載されたもの。当時『ぶっくれっと』を愛読していたので、そこで読んでいた。そして千野栄一は田中克彦とともに私の好きな言語学者になった。2002年に単行本化されたとあるので、そのときにも読んでいるはずだ。 千野栄一はスラブ語の専門家で、チェコスロバキアに9年間留学していたこともあって、チェコには特に詳しい。チャペックやクンデラの小説も訳しているが、優れた言語学者だ。 「言語学へのいざない」は…
今週のお題「やる気が出ないときの◯◯」 やる気がないときは、ツイッターしてます。 ツイート お気に入り まとめ ツイート 🦔💭🥂ゆきねぇはアライさんなのだ。(縮小垢)5日20時からAPEXコラボ![emoji:4F5] @yuki_little__V 初配信 (準備とかしてないゲリラ) なのにこんなに来てくれてありがとうございますです!(´▽`) もっと準備中の時間とか作ればよかったかな……? あ、こんどスプラトゥーンの youtube とイリアムの同時配信試してみるね!… https://twitter.com/i/web/status/1588543281692303360 23:46 🦔…
そして世界中で叶わぬ恋にお悩みの方 それでもこれでもういい、ということがないのが世界文学だ。そして人生も。(p.381) <<感想>> 読むと文学がさらに好きになる素晴らしい本。 『世界は文学でできている』【過去記事】のシリーズ最終回。今回は4名との対談と、東大現文芸論研究室オールスターによるシンポジウムの収録とが掲載されている。 今回は小説家の方が1名、研究者の方が3名に、研究者(卵も含む)オールスターズというラインナップで、研究者推しの私も大満足である。最終回のふさわしく、本巻が一番エキサイティングだったかもしれない。 以下では、各対談&シンポジウムのうち、魅力的な部分を紹介する。 つまり…
明日発売の図書新聞10月8日号にて、住谷春也『ルーマニア、ルーマニア』(松籟社)の書評が載っています。エリアーデをはじめルーマニア文学翻訳の第一人者として知られる著者の訳者解説や評論、翻訳者となった来歴を語った文章などを集成した貴重な一冊です。 pic.twitter.com/ayavVim0ds— 東條慎生@後藤論刊行 (@inthewall81) 2022年9月30日 ルーマニア、ルーマニア作者:住谷 春也松籟社Amazon図書新聞10月8日号にて、住谷春也『ルーマニア、ルーマニア』(松籟社)の書評が載っています。エリアーデをはじめルーマニア文学翻訳の第一人者として知られる著者の訳者解説や…
カレル・チャペック 阿部賢一訳 『白い病』 岩波文庫 カレル・チャペック(1890-1938)の『白い病』を読了しました。著者が亡くなる前年の1937年に発表されたこの戯曲作品は、ナチス・ドイツによるチェコスロバキア共和国の解体を目前にした時代にあって、疫病と戦争を巡る倫理の問題をある意味ではシンプルな図式のもとで提示してみせる、明快なテーマを持ったものになっています。 全世界がコロナ禍の渦中にあった2020年に本書が新たに訳出されたという点も意義深いのですが、岩波文庫では最近カレル・チャペック作品の新訳出版が続いているようで、他の作品も読んでみたいと思います。 【満足度】★★★☆☆
不老不死で知られる生き物がいる。日本の海にも生息するベニクラゲだ。老いて死期が近づくと、幼体に若返る。先日、その秘密を突き止めたとスペインの研究者が論文発表した。染色体の末端部で寿命を決めるテロメアの劣化を防ぐ仕組みが備わっていたという。 人のように複雑な生物に応用できる成果ではない。それでも不老不死という言葉は胸をざわつかせる。「永遠の命」は人間が描いてきた夢であり、生命科学の研究を推進するエンジンだった。一方で哲学や文学はそれがもたらす倫理的退廃をも論じてきた。人にはクラゲと違って「魂」の問題があるからだ。 チェコの作家、カレル・チャペックが百年前に発表した戯曲、「マクロプロスの処方箋」(…
・ ドイツ・エコロジー政党の誕生 : 「六八年運動」から緑の党へ 西田慎 著 2009 昭和堂 2000 ・ 和紙多彩な用と美 久米康生 1998 玉大出版部 2000 ・ 生きのびるためのデザイン ヴィクター・パパネック 著 ; 阿部公正 訳 1993 晶文社 2000 ・ ヴィジュアル・カルチャー入門 : 美術史を超えるための方法論 ジョン・A.ウォーカー 著 ; 岸文和 ほか共訳 2001 晃洋書房 4000 ・ モダニスト再考 海外編 彰国社 編 2016 彰国社 2500 ・ 天体建築論: レオニドフとソ連邦の紙上建築時代 本田晃子 2014 東京大学出版会 5000 ・ ベドジフ・…
プラハ1区ヴァーツラフ・ハヴェルライブラリーで世界チェコ文芸学会議のセミナーが行われました。日本から阿部 賢一氏も参加。 最も外国語に翻訳されたチェコ語の本は絞首台からのレポート 共産主義時代チェコ語から日本語へ翻訳者: 栗栖継 千野栄一 (関根氏は?) www.czechlit.cz Susanna Roth Award / Czech Centres - Prague 左から参加者:モデレーター、アラビア語、ベトナム語、スペイン語、中国語、日本語) cesky.radio.cz picmoch.hatenablog.com G-YDR71C13SC G-V6MHZTKWXT
毎週日曜日は、この一週間に書評に取り上げられた本を紹介しています。(書評の内容については各誌をご覧ください。) 今週の書評本 ◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数タイトル 著者 出版社 税込価格 書評掲載回数(2回以上のもの) ◆朝日新聞: 5/7 朝刊 23 冊 古寺巡 和辻哲郎 ちくま学芸文庫 1,320死者の書 折口信夫 角川ソフィア文庫 1,012火定 澤田瞳子 PHP文芸文庫 968鹿男あをによし 万城目学 幻冬舎文庫 755ランボー怒りの改新(「満月と近鉄」所収) 前野ひろみち 角川文庫 704橋のない川(一) 住井すゑ 新潮文庫 1,045言語学バーリ・トゥード Round 1…