王将戦は、名人戦、九段・十段戦(後継 竜王戦)に次いで三番目に古いタイトル戦でして、初期の頃は升田幸三八段が木村義雄名人と対局が予定されていたが、開催地の有名温泉宿の出迎えが全く無く腹を立ててt宿に入室せずに其の儘去ってしまった事が、物凄い騒ぎに成り事件に発展した。 陣屋事件として騒がれた。 王将戦は「三番手直り」の指し込み制を採用していたため、第6局は木村義雄名人が香落ちで指すこととなった[3]。しかし、升田が対局を拒否したことで、升田の1年間の出場停止、理事会総辞職に発展。最終的に木村名人の裁定により、升田の復帰、理事の辞表は受理されない結果となった[2][5]。 其の対局は、既に升田八段…