「県民健康管理調査の闇」(日野行介著、岩波新書)、「被災者支援政策の欺瞞」(日野行介著、岩波新書)、「除染と国家」(日野行介著、集英社新書)を読みました。日野行介という素晴らしい記者を知らなかった自分を恥じると同時に、日野の報道が日本で広まっていないことに落胆しました。日本人であるなら、とにかく上記の本を読んでほしいです。 福島原発事故は日本の悪い部分がすべて出た事件だ、といった批判がありますが、上記の本を読めばその批判の通りだと痛感するのではないでしょうか。 小沢一郎も「日本改造計画」で批判していたことですが、日本では、国会を含めた公開の会議では形式的に議論するだけで、事実上の儀式となってい…