ここ数日も、過去の苦しみから逃れられず日々憂鬱な気分で暮らしている。 弁護士ドットコムの弁護士の先生にメールにて連絡したので祈るような気持ちで過ごしているが。 「騎士団長殺し」の第二部をそろそろ読了しそうだけれど、陰鬱な気分で集中力が低下して中々読み進められない。 村上春樹の小説は、長編だと非リアリズム小説なのだけれど、この作品はリアリズムっぽい始まりだったのに、途中から非リアリズム小説に移行していき文体からは村上春樹の作家としての成熟が伺える。 昔の村上春樹の長編は、アメリカ現代文学からの影響があるように思えたけれど最近の長編作品は昔に比べるとそういう赴きはなく、独自の世界観を形作っているよ…