五条橋の袂に佇む屋根神様から江川線沿いに少々北上し西区幅下方面へ。 途中慶栄寺北側を歩いていると、12月に入ったと云うのに淡いピンクの桜が咲き誇っていた。 彩りが寂しくなっていくこの時期、この色合いは妙に嬉しくなる。 県道200号線を渡り那古野から幅下へ、右手の大通りは江川線。 高速の高架が架けられて以降、以前目にしていた周囲の光景と今の光景の違いに馴染んでいない。横を走る江川線は、名の通り嘗て庄内川から導いた庄内用水を分流した江川が流れていたことから来ている。 この辺りは菓子問屋の店舗が連なり、昭和の頃には相当賑わいを見せ「新道・明道町の菓子問屋」とも云われていたそうです。今は往事の賑わいこ…