本日も昨日に引き続きで佐多稲子さんの「ひとり旅ふたり旅」から話題を いただきです。 この本は旅行にいった話があれば、心にきざむ人たちということで人物に ついてのものがあり、編集者についてのものもありました。 旅にでる話では、隠岐の島へといく話が印象に残ります。ちょうど今週の NHKBSの「新日本風土記」では「隠岐諸島」を取り上げていまして、隠岐の 島といえば、相撲取りの「隠岐の海」ばかりでないことがわかりました。 佐多さんの「隠岐の島」へと行く話の書き出しは次のようになりです。 「隠岐の島というひびきにはひとつのニュワンスがある。そこが遠島の島で あったと知っているからであろう。その隠岐へたま…