山本勘助が武田信玄に仕官するまでとその後を描く。 ネタバレしますのでご注意を。 とはいえ物語はほぼ横山氏の創作のようで思う存分氏が望む男性像を描いていると思える。 70年代の作品、横山氏の40代の筆によるものなので勢いと色気を感じさせる。 とにかく主人公山本勘助がかっこよく描かれている。横山氏の特色はこの美形主人公には女性を関わらせたくないところにあるのだがその分相棒の源蔵を女性担当として登場させている。 源蔵はかなり小柄な男として表現されている。「マンガ」なのでデフォルメとしてとらえられるがそのままで見てしまえば小人症とも思えてしまう。そう思ってしまうとどうしても思い起こしてしまうのが『ゲー…