マタイ福音書26章57節以下で、ゲッセマネの園で捕らえられたイエス様は、大祭司の屋敷に連れて行かれました。そこで裁判を受けます。偽証人が現れ、偽証をしましたが、決定的な証拠はなく、イエス様を死刑にすることはできません。そこで大祭司が「お前は神の子、メシアなのか」とイエス様に問います。そのときイエス様は語ります。 「あなたたちはやがて、/人の子が全能の神の右に座り、/天の雲に乗って来るのを見る」。 これが神を冒とくする言葉として非難され、イエス様は死刑に処すべきとされました。そして人々は、イエス様を侮辱しました。顔につばを吐き、こぶしで殴り、平手で打つなどしました。 この箇所を読んで、今回は、上…