個人的には3月になると思い出すこの作品、恐らくテレマンの作品の中では知られてはいないと思います。 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681年~1767)は生涯に約4,000曲もの作品を残したといわれ、数多くの作品を残した作曲家としてギネスにも認定されているそうです。 テレマンの作品はこちらから積極的にきくこともなく、持っているディスクも数少ないです。このカンタータ「雷神を称える(雷のオード)」を知ったのも偶然でした。 初めてきいたのは長男の誕生する日の朝でした。前夜、破水して入院となり、私は一旦帰宅しました。ウトウトと眠れない夜を過ごし、NHK‐FMをきいていました。 ちょうど「古楽の楽しみ」…