先日、埼玉県西部の山間の街へ現地調査に向かいました。山間とは言っても都心に向かう鉄道駅まで定期バスも運行されており、そこそこ人も住んでいる旧村なのですが、そこでちょっと気になるものを見かけたのです。 いわゆる変電所 どこにでもある変電所と言えばそれまでなのですが、写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、道路から門までのアプローチがかなり急な下り坂になっていますし、しかも、近くを流れる川からそれほど離れていない所に建てられているのです。模式的に断面図を描くと次の様になるでしょう。 川から10m程度しか離れていない谷間(たにあい)の街ですから、他に用地がなかったのかと言えば、そんなことはなく…