ご訪問ありがとうございます。いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます! さて、久しぶりの電車のひと編となりました。このお話は、筆者が通勤などで実際に出会ったり、居合わせた人達のフィクションではないリアルなお話を綴っています。 今日はその、19番目のお話。 過去のお話は、末尾の総集編からご覧下さいませ🙇 そして、今回のお客様は、筆者が立っていたドアと反対側のドア前に立っていた、後ろ姿の若い女性の方。 では、どうぞ。 ガタンゴトン、 電車はレールのつなぎ目を通過する度に、規則正しい音がする。 彼女の傍らには、かけていた薄手のブランケットが床についてしまっていたベビーカーがあ…