古事記とホツマツタヱで天岩戸神話を読み比べてみると、①スサノオが乱暴狼藉をはたらく→②アマテラスが岩室に籠り、世界は闇に覆われる→③オモイカネが一計を案じて、諸神と岩室の前で賑やかに歌い踊る→④アマテラスが岩室から出て、再び世界に光が戻る、という大筋は同じですが、細部では幾つも異なる点があります。