群馬県中之条町を舞台に2年に1度開催される国際現代芸術祭「中之条ビエンナーレ」(町と実行委員会などが主催)(10月9日まで)に1泊2日で行ってきた。 アートっていいなーと思った楽しい発見の2日間だった。 9回目を迎える今回のテーマは「コスモグラフィア―見えない土地を辿(たど)る―」。 「コスモグラフィア」とは16世紀にドイツの地理学者が出版した地誌のタイトルだそうで、全世界つまり、地球や宇宙や、死後の世界までもを包括して描かれた宇宙像のことだという。 「中之条市街地」「伊参(いさま)」「四万温泉」「沢渡暮坂」「六合(くに)」の5つのエリアの約40カ所に分かれて100組を超すアーティストの作品が…