「川に落ちた犬」は別として、メディアがいくら叩いても許される業種がある。一つには大企業(特に幹部)、もうひとつは官僚である。ある種の芸能人も、3番目に名を連ねるかもしれない。これらの業種は、一般大衆からは「いい目を見ている」と見られていて、 ・良いことをしても、当然と受け止められ ・瑕疵でもあれば、一斉に糾弾される 運命にある。霞ヶ関の特にキャリア官僚は、そのようなバッシングに会いやすいうえ、民間に比べれば給与(少なくとも現役時代)は不十分、長時間労働は当たり前の環境で仕事をしている。厚労省OBの千正康裕氏は、著書「ブラック霞ヶ関」でその実態を告発している。 本当の「霞ヶ関改革」とは? - 新…