青色のLED。青色発光ダイオード。
中村修二氏は窒化ガリウム方式によって青色LEDを実用化した。これにより光の3原色である赤、緑、青が揃いLEDでフルカラーを再現できるようになった。白色LEDもすでに実用化されている。また、日亜化学工業の待遇が悪かったとして中村修二氏が起こした青色LED訴訟は和解した。
2004年12月、東北大学金属材料研究所の川崎雅司教授の研究チームが、酸化亜鉛を使った青色LEDの開発に成功したと発表した。現在使われている窒化ガリウム方式に比べコストダウンできる上に消費電力も抑えられるため、酸化亜鉛が取って代わる可能性もある。