「興南港で「メレディス・ビクトリー」に乗船できた避難民(ShareAmericaから) カブール国際空港で米軍が8月14日から30日まで実施した退避作戦は、同盟国の搬送を合わせ、12万3000人もの人を国外に送り出す大規模なものだった。26日の自爆テロで犠牲者が出たとはいえ、米軍の作戦遂行能力の高さに改めて驚かされる。退避作戦は場当たり的に実施されたのではなかった。米軍は有事に備え、米国の民間人を迅速かつ安全に海外に退避させる「非戦闘員退避作戦(Non-combatant Evacuation Operation)」の訓練を実施している。約2万8000人の米軍兵士が駐屯する在韓米軍にも、韓国に…