一条真也です。『NEXUS 情報の人類史㊦AI革命』ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之訳(河出書房新社)を読みました。「ネクサス」(NEXUS)とは、「つながり」「結びつき」「絆」「中心」「中枢」などを意味する言葉です。本書は、ブログ『サピエンス全史』、ブログ『ホモ・デウス』、ブログ『21Lessons』で紹介した三部作に続く、著者の世界的ベストセラーです。著者は1976年生まれの歴史学者、哲学者。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号を取得。現在、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えるかたわら、ケンブリッジ大学生存リスク研究センターの特別研究員も務めています。 本…