教頭(副校長)には、校長昇格や退職などで空いた数だけ教務主任の中から昇格者が出る。教務主任を経験せずに昇格するのは、教育委員会などからの現場復帰という場合で通常はない。 教務主任は各学校の校内人事、あるいは、定期異動で転入した教育委員会指名の職員が務めることになる教育委員会承認の人事であり、非常に重要な役割を担うのである。 年齢や経験、実績などを考慮して選任するのだが、任に堪えない教務主任も中にはいる。徐々に、そして間違いなく教育活動に支障を来すことになる。このような時にどうするかが非常に重要である。 教務主任になったということは、一般的には管理職へのレールに乗ったということなのだが、新年度に…