率直に言っても、全く問題ないと思うが、あまり面白くなかった。 中央アジアの歴史の本は、それなりに読んでいて、かつ現地も旅をしたことがあるけれど、この著作はキツイ。もちろん、面白いところもあった。 例えば、下記。それなりの有名人が紹介されている。中央アジアの歴史で外せない人たちだろう。 ルダキー:ペルシア語、詩人の父 イブン・シーナ:百科事典的学者 チムール:中央アジアの覇者 バーブル:ムガール帝国の創始者 ナワイー:ウズベク文学の祖 マハトゥム・クリ:トルクメニスタンの詩人 それにしても、編集者は、何をやっているのだろうか。 もう少しアドバイスと言うか、書物をよりよくするような努力があっても良…