弥生時代の「重さを計るための分銅」が出土されている。石、青銅製の2つのタイプが出土されている。古代の分銅が顔料の計測などに使われたことがわかる。※6/5、吉野ケ里遺跡で顔色赤料が検出されたため、多少関連するテーマを記事にしました 次の流れで紹介する・国内最古の石の分銅・計量用の石の重り「権」 ・青銅製分銅「環権」・後漢書倭人伝での倭人の記述・まとめ ■国内最古の石の分銅大阪・亀井遺跡は弥生時代前期末、約2400年前の環濠集落。亀井遺跡(大阪府八尾市など)で出土していた石製品、11点が国内最古の分銅であるということがわかっている。石の分銅と一緒に出土した石きねには祭祀などに用いられた貴重な赤色顔…