Chiharu Sudo ピアニスト
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。ドイツ政府給費留学生としてDAADの奨学金を得てドイツ国立ベルリン音楽大学に留学、ミヒャエル・エンドレスのもとで研鑽を積み、最高点を得て卒業、ディプロマを取得し2008年3月帰国。
2001年、東京藝術大学在学中に伊達純メモリアル基金より「アリアドネ・ムジカ賞」と奨学金を授与され、奏楽堂モーニングコンサートにて小林研一郎指揮芸大フィルハーモニアと協演。第4回ジーナバックアウワー国際ピアノコンペティション(アメリカ)入賞。
2000年以降3年間に亘りクールシュベール夏期国際音楽アカデミー(フランス)にてパスカル・ドヴァイヨン氏のマスタークラスを受講し毎年ファイナルコンサートに出演。
2005年、第4回ザイラー国際ピアノコンクール(ドイツ)入賞。ドイツ・キッツィンゲン誌にて「研ぎ澄まされたタッチから奏でられるクリスタルの音色が彼女の個性を惹きたてている」と絶賛される。
2006年、第3回ベルリンピアノコンクール(ドイツ)入賞。
その後、ドイツ、ライプツィヒにおいてリサイタル、ベルリンにおいて「フランス音楽の夕べ」、「20世紀ソナタシリーズ」に出演するなど、ソロ、そして室内楽に国内外で積極的な演奏活動を展開している。
2007年春、横浜みなとみらいホールなどで開催した2度のソロリサイタルは各誌上で高い評価を得、「あらゆる点で洗練されたピアニスト。自然な感性の流れ、満ち溢れる情感が高度なテクニックを介して洗練された表現に結晶されている」、「ドイツのメディアが讃えたピアノの閨秀詩人」などと掲載される。
2007年にはCHANEL銀座/シャネル・ネクサス・ホールにおける「Pygmalion Days」のアーティストとして、又、丸の内ビルディングにおける「丸ビル35」コンサートのレギュラーピアニストとして1年間定期的にソロコンサートを行い注目を集めた。
2007年、幕張メッセにて開催されたCEATEC JAPANにおいて、ビクターのメインステージで演奏。
これまでに三巻道子、佐野幸枝、黒田亜樹、北島公彦、浜口奈々、ミヒャエル・エンドレスの各氏に師事。
兄の須藤大輔はJリーグ1部J1「ヴィッセル神戸」のFWとして活躍している。
2008年7月23日、ビクターエンタテインメントよりデビューCD「Preludes」をリリース。注目の若手ピアニストとして今後の活躍に期待を集めている。