目次 1.月形潔上陸の地碑 2.監獄波止場跡の碑 3.円山 1.月形潔上陸の地碑 月形樺戸博物館を出てから、もう少し月形の町を巡る。 まずは東に向かって須部都川の河口近くの土手へ。 ここには二つの碑が立っていた。 まずは「月形潔上陸の地」碑 白い木柱が立っている。 月形潔は1847年福岡藩にて藩士の家に生を受ける。 成人後、明治政府に出仕。いくつかの官職を経て内務省に勤務。 時の内務卿である伊藤博文は北海道に重罪犯を送り込んで開拓に従事させる案を建議。 北海道開拓長官黒田清隆は十勝川沿岸、石狩川須部都太、羊蹄山山麓を候補に挙げる。 1880年、月形潔は候補地調査の任務を帯びて数名の部下と共に渡…