幕末の風雲児として今も人気の高い高杉晋作。 その菩提を弔う「東行庵」は、下関市東部の山間地の吉田にあり、高杉晋作を偲ぶ方が訪れます。 墓所となった清水山とその裾地には、晋作が好んだとされる梅をはじめ、モミジや椿などが植栽され、季節折々の花を楽しめることができます。 三代目庵主の玉仙尼が椿を愛好されたこともあり、1,300本もの椿が林立する「千本椿園」は、下関市の椿名所としても有名です。 昨年、令和5年の11月に機会がありましたので、時間的に駆け足でしたが、庵を訪れてまいりました。 JR山陽本線で下関から約20分で小月駅に到着。山陽道の宿場として栄えた交通の要衝ですが、新下関駅に新幹線が開業した…