夕方5時のおねだりタイムに感じる変わらない日常 夕方5時。キーボードに向かっていた私のところに「かあちゃん」がやってくる時間である。キーボードの上を歩き回ったり、モニターで爪を研いだりするほかの猫軍団と違い、彼女の場合はそっと近寄ってきて、こちらをじっと見つめるだけ。頭を撫でてやるとノドをゴロゴロと鳴らしはじめるが、それでもウロウロせずに座っている。 必ず5時になるとやってきて私が食餌の準備をし始めるように促し、私が動き始めた途端に爆睡中の子供や孫を起こしに行く行動こそ、彼女が軍団のボスであり続けている由縁なのかもしれない。 そして今、全員が食べ終わり、みんなで食後のトイレタイムに入っている。…