先日、テレビで三十四年前の洋画を観た。『いまを生きる』 事前に知っていたが、この邦題からは心がひそとも動かず、見る気はなかったが、たまたまテレビを付けたらやっている。 全寮制の男子校。 外壁は煉瓦で、中庭の柱廊はアーチ型・・・。 明らかにイギリス。 出てくる人達も白人のみ。 今どき珍しいので、つい最後まで観てしまった。 イギリスの話をアメリカの俳優が演じていると思っていたが、アメリカが舞台のアメリカ映画だった。 ピューリタンの末裔は、訣別したイギリスの文化の再現度が高いほどアメリカの上流階級、と考えていたのだろうか。 さて、ロビン・ウィリアムズ演じる国語教師が、中庭を学生数名に歩かせた。 取り…