飯野坂古墳群では、南東端の薬師堂古墳を最後に訪ねました。 下記は、このあとに訪ねた名取市歴史民俗資料館の展示パネル。飯野坂古墳群についてのわかりやすい解説です。 日本北限の前方後方墳群飯野坂古墳群(国指定)飯野坂古墳群は、前方後方墳5基と方墳2基が密集して造られた日本北限の前方後方墳群です。その中の最大は、薬師堂古墳と観音塚古墳の全長65m、最小は山居北古墳の全長40mです。さらに観音塚古墳に隣接して方墳が2基あり、これらは一辺14mほどの大きさです。また、以前はこの近くにカラト塚古墳、山囲古墳があり、頭椎太刀とよばれる装飾のついた太刀が出土しましたが、古墳群との関連は不明です。これらの古墳群…