香港金融管理局が主催するグローバル金融サミットが11月1日から開催されました。Covid-19の影響を受けて以来、香港で行われる初の国際イベントであり、世界各国から200名以上を招いてのサミットです。香港政府としては、中国大陸ほどではないにせよ、他国と比較して厳しい入境制限、行動制限をとっていたため外国人居住者や外資企業の流出による経済的影響を受けている香港が再び門戸を開くことによって、金融ハブとして、あるいはハイテクの拠点としての存在意義をアピールしたいというねらいがあります。 これに対してアメリカでは数名の議員から香港訪問は控えるべきだとの要請がありました。アメリカは2020年に、中国によ…