江戸時代は、「鎖国」と呼ばれる海外との国交を絶つ方針でした。 しかし長崎は海外と交流がありました。 出島にはオランダとの交渉に欠かせない人たちがいました。 阿蘭陀通詞(おらんだつうじ)です。今でいう通訳ですね。 目次 鎖国の江戸時代から幕末へ フェートン号事件 ロシア船艦長のゴローウニン 馬場佐十郎のその後 鎖国の江戸時代から幕末へ 「鎖国」という言葉は阿蘭陀通詞が作った言葉です。 ケンペルの本から「閉ざされた国」と記していいたのを「鎖国」と訳したのです。 どんな時代であっても、海外の国との交流に会話が必要です。 遣隋使とか遣唐使とか、筆談で会話したこともありますし、江戸時代はポルトガル語が共…