敬愛する叔父が荼毘(だび)に付された馬込斎場=千葉県船橋市 叔父の葬儀2日目の8月26日は午前11時45分から告別式。衣服や持ち物、電車の乗り継ぎが前日と同じなので、千葉県八千代市の葬儀場まで2時間の道のりにも多少の余裕が持てた。 僧侶が読経する葬送の儀と初七日の儀が終わり、参列者は叔父が納まるひつぎの中を白菊などの花で埋めた。奥さんが最後のお別れの言葉を語りかける。 「(いつだって)我慢して…」。けがや病気の苦痛は決して話さなかったという。「子どもたちは立派に育ちました…」と家族のこと。言葉に詰まりながら最後に「ありがとう」と声を震わせた。私もこの時は涙を抑えられなかった。 斎場へは家族らと…