1 物語で学ぶという手法 本書を実用書だと思って開きましたが、まったくちがっていました。 これは、中学生を主人公とした小説です。 ただし、おカネについて主人公とともに学んでいく小説です。 作者は、新聞記者の経験があるとのこと。 おカネについて、順序よくかみくだいて説明しています。 難しいことも取り上げているんですが、軽妙な文体でサクサク読み進められました。 おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ) [ 高井浩章 ]価格: 1760 円楽天で詳細を見る 印象に残ったこと3点を述べます。 お金を手に入れる6つの方法 ご利用は計画的に お金をつくる 2 お金を手に入れる6つの方…
私が、Kindle本を耳読した本の感想を、ご紹介しています。 本選びの参考になれば、と思っています。 読み終えるまでの平均的な時間(3時間30分) 感想… 大人が読んで、とてもわかりやすいお金の本でした。 銀行家についての説明も辛口でわかりやすかった。面白い。 あと、必要悪、玄人と素人、裏稼業について、現実と理想とを考えながら、中学生に説明してちょっと納得できる内容になっていた。私も正解はわからないけれど、一つの答えを出してくれていた。 あとはピケティの不等式についてもわかりやすい。子どもたちにも読ませてあげたいと思った。 ちゃんと、今の内容が反映されているおカネの本でした。 (functio…
投資家って何だろうか。 ここもとは大変相場が好調で、順調に資産が増えていっている。一方で、以下のような書籍を読むと、果たして投資家とは何だろうかという疑問も湧いてくる。どれも、個人的に好きな1冊である。本日はこのことについて少し掘り下げて考えてみたい。 お金のむこうに人がいる――元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた 予備知識のいらない経済新入門 作者:田内 学 ダイヤモンド社 Amazon おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ) 作者:高井浩章 インプレス Amazon ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか (講談社現代新書) 作者:酒井…
2023年10月18日に『きみのお金は誰のため―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』が出版されました。きみのお金は誰のため―ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」作者:田内 学東洋経済新報社Amazon まとめ 第1章のまとめ 税金の導入によって、お金(貨幣)が必要になる。 集めた税金を政府が使うことによって、お金が循環する。 お金は、個人にとっては価値があるが、全体では価値がない。 お金によって、人々が支え合える社会が実現している。 第2章のまとめ 問題を解決しているのはお金自体ではなく、お金を受け取る人々。 お金が商品に変わるのではなく、自然資源に無数の労働が結びつ…
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 本業以外の収入源を持ちたいと思ったことはありませんか? この記事では、自分の得意分野や好きなことを活かして稼ぐ方法について紹介します。 特に自身の創作活動を副業に変える方法です。 絵を描く人なら、筆や絵の具を絵を売って稼いだお金で買えたなら…。 それだけでも十分、楽しい気分になるでしょう。 創作活動の充実度をワンランクアップさせたい人は、ぜひ読んでみてください! 文章を書いて(執筆)稼ぐアイディア4選 KDPでkindle本を売る ブログを書いて広告収入を得る noteで記事を売る クラウドワ…
■人生100年。からだが資本! 人生100年時代は「働ける程度に健康であること」が求められる。「何を当たり前なことを?」と言われるかもしれない。 でも、「80代・90代になっても働ける」と断言できる人はあまりいないだろう。 作者は交通事故で人工関節になった方。 だから、「働ける程度に」の言葉に、とても説得力がある。 長く働けるからだをつくる ビジネススキルより大切な「立つ」「歩く」「坐る」のキホン しごとのわ 作者:かじやま すみこ インプレス Amazon ※ Kindle Unlimited 読み放題対象! 作者は、自分のように交通事故にあった人だけでなく、ロコモティブ・シンドロームやロコ…
「おカネは怖くて面白い」と娘に伝えたかった この本はタイトルまんま「おカネの教室」ができるまでのメイキング本だ。 「おカネの教室」ができるまで: 兼業作家のデビュー奮闘記 作者:高井浩章 Amazon ※ Kindle Unlimited 読み放題対象! 「おカネの教室」はお金について学べる変テコで面白い読み物だ。 もともと経済担当の新聞記者が3人の娘のために作った物語。友人・知人にも評判が良かったので Kindle で個人出版した。そして、最後は書籍化されてベストセラーになった。 おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 (しごとのわ) 作者:高井浩章 インプレス Amazon ※ K…
はじまりは家庭内連載 作者はもともと娘さんのために、経済やお金のことがわかる楽しい読み物を探していた。しかし、経済担当の新聞記者が満足できるものはなかった。いまだに日本では、「お金は汚い」、「お金に執着するのは卑しい」て考え方が主流なのだ「だったら自分で書いてやれ」と7年で書き上げたのがこの本だ。 おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密 作者:高井 浩章 ミシマ社 Amazon 先生はリーマンショックの渦中にいた? 「おカネの教室」は中学校の課内クラブが舞台だ。謎の大男が先生。そして、大富豪の美少女。いかにも平凡な「僕」が物語の語り手になる。 やがて、先生がリーマンショックの時に、アメ…
5/29 (月)19:00 - 21:00 奥野武範×二重作拓也×高井浩章「救いの音楽、勇気の言葉」『バンド論』(青幻舎)『強さの磨き方』(アチーブメント出版)W刊行記念 本屋B&B https://bb230529a.peatix.com バンド論 作者:山口 一郎,蔡 忠浩,岸田 繁,曽我部 恵一,甲本 ヒロト 青幻舎 Amazon 強さの磨き方 作者:二重作拓也 アチーブメント出版 Amazon