羽毛布団が、値上がりしています。 欧州の鳥インフルエンザの流行で、羽毛の流通が減ったためですが、景気減速による中国の食事情も影響しています。 寝具大手の西川は、3月、主力ブランド「西川プレミアム」の羽毛掛布団を17%程度値上げしました。 シングルサイズで、最安品が7万7,000円となります。 同社は、2022年4月にも値上げをしており、合計で4割ほど高くなりました。 理由は、欧州産グース(ガチョウ)の高級羽毛の値上がりで、仕入れ価格は、昨年の1.2~1.4倍で過去最高となっています。 日本は、原料の羽毛のほぼ100%を輸入に頼りますが、2022年の輸入単価は、前年比24%高い1㎏7,433円と…