前回、行基を紹介。今回は特に行基の父母から古代史の謎に迫る。次の流れで紹介していく。 ・行基・高志才智(こしのさいち)・羊に関連した群馬の多胡碑・蜂田古爾比売(はちだこにひめ)・蜂田虎身(はちだのとらみ)・家原寺(えばらじ)・蜂田虎身の名前はミトラから?・家族の名前が宗教関連の人物名である船王後・高志氏の祖の王爾(王仁) ■行基(ぎょうき)生年は668年~749年。 父は、高志才智。母は蜂田古爾比売(はちだのこにひめ)。大僧上舎利瓶記により父母の名前などが判明。 ・俗性は高志氏・その考(ちち)の諱は才智・字は知法君の長子・もと百済国の王子・王爾のすえ・その妣(はは)は蜂田氏で諱は古爾比売、河内…