痛恨のミス、なり 以前勤めていた会社で、ある時、こんなやり取りがあった。相手は直接の部下ではなかったが、名前と顔はすぐに一致するくらいの間柄だった。彼が同僚と雑談に興じていた最中にたまたま、近くを通りかかった小生に、声を掛けてきた。 「小鳥遊さん。堀北真希って、いいと思いませんか?」 その口調には、当然のことながら、ある程度の同意とともに、オリジナルな見解も期待するニュアンスが含まれており、さぁ、どう答えようかと頭をフル回転させた。 普段は、芸能界の動向などには、後述する一対象を除いてまったく興味・関心がないのだが、これまたたまたま、その数日前に彼女を主人公とする『野ブタ。をプロデュース』とい…