マイクロコンピュータのプログラム命令は,メモリから命令レジスタに読み込まれた後,命令デコーダで解読されて制御回路へ伝達される。 このようなマイクロコンピュータが直接理解できるプログラム命令は,2 進数で記述された機械語である。機械語を扱うときには,2 進数 4 桁分を表す 16 進数を用いることが多い。 一般的に機械語命令は,基本動作を表す命令コードと命令の対象となる数値やデータのアドレスなどを表現するオペランド*1によって構成される。 例えば,相対アドレスを指定する場合は,プログラムカウンタの値にオペランドによって指定した値を加えて,目的のアドレスを算出する。 停止命令や無操作命令など,一部…